Interview
メンバーインタビュー
and roots初の新卒経営者 普通の大学生が起業を志したストーリー
and roots株式会社 執行役員/グループ会社 代表取締役
伊藤 克志
2018年4月にコンサルティング事業部で新規集客マーケティングを経験し、2018年7月に起業。徐々に売り上げを伸ばし、メインのSNS事業で年商5,000万円を売り上げ、and rootsグループを支える経営者の1人となっている。
大学時代、
はじめての海外で人生が変わった。
大学1年生までは普通の安定志向の大学生で、親が公務員だった影響もあり、僕も公務員を目指していました。でも、サークルと大学を楽しむだけの日々にどこか物足りなさも感じていて。そんなある日、急に兄貴から「お前カンボジアに行かないか?」とLINEが来て、二つ返事で「行く!」と伝えてから人生が変わりました。
そこで出会ったのは、日本人の4分の1の給料なのに4カ国語を話せて、仕事もバリバリできる人たち。彼らからビジネスやお金のことを学び、日本企業が海外でどういった戦略で戦っているのかを知り、仕事やビジネスに対して新しい視点を持つようになりました。
「自分たちはこの人たちと戦っていかないといけないんだ」と身を持って痛感した僕は、日本に帰ってからアクティブにチャレンジしました。自分でネットショップをつくって販売してみたり、ブログを書いてアフィリエイトをしてみたり。バイトとは違う「時間を切り売りしない働き方」を通して、自分で起業したいと思うようになり、今があります。
思ってもみなかった起業のチャンス。
チャレンジするなら若いうちが「ノーリスク」。
就活中は、自分で独立するか、東京のIT系のメガベンチャーに行くかで悩んでいました。軸としてあったのは、若いうちからリスクを取り、裁量権を持って働ける環境があるということ。これからの時代は、親世代のような働き方は絶対に成り立たないと思っていたので、早い段階で自分のスキルを身に付けられる場所を探していました。
そんなときにand rootsの代表陣と出会い、出資の話を頂いたんです。右も左もわからない学生に、出資をしてチャンスをくれる会社はそうそうない。支えてくれるであろう代表陣の存在も大きかったですし、挑戦するなら若いうちのほうがノーリスクだと思ったので、起業を決断しました。
実際に、苦しいときに助けてもらいつつ、自分のしたい経営を自由にできているので、
and rootsで社内起業をして本当に良かったと思っています。
起業して知った「利益」を生み出す難しさ。
試練を乗り越えた今、大切にしていることとは。
起業して半年間は売上も数万円で、働くメンバーの給与も払うことができず、倒産寸前でした。代表から「残り3ヶ月で粗利50万円が入り続ける仕組みを作れなかったら、会社を閉じよう」と言われて、そこから飛び込み営業をしまくって必死に売上を作ったんです。あれが1番の試練でした。
会社が軌道に乗ってきた今、大切にしていることは3つあります。1つ目は、時代の流れを読むこと。2つ目は、社員やクライアントとwin-winの関係を築き、みんなが「ここで働いてよかった」と思えるような会社にすること。3つ目は、代表の自分自身が誰よりも責任を持って意思決定をしていくことです。
and rootsの魅力的な考え方の1つに、「自分の人生に責任を持つ」というものがあります。この考え方は、経営を通して僕自身にも染みつきましたし、周りで活躍している社員にも共通しているように感じます。ビジネススキルだけでなく、人間的にも成長したいという意欲を持っている人に、ぜひ仲間に加わってほしいです。
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